「内分泌疾患」ってなに?
「内分泌疾患」という言葉は一般の方々には馴染みの薄いものと思います。
内分泌腺の病気を「内分泌疾患」と呼び、甲状腺、下垂体、副甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣などが内分泌腺に当たります。
内分泌腺とは「ホルモン」という生体内の恒常性維持(=生きていくのに必要な体内の活動)に関わる微量物質を合成・分泌している臓器です。
つまり「内分泌疾患」とは「ホルモンの病気」と考えていただいても良いかもしれません。
(少し乱暴な言い方ですので専門家の方にはおしかりをいただくかもしれませんが・・・)
わたしは甲状腺専門医であると同時に内分泌代謝専門医でもあります。
下垂体、副甲状腺、カルシウム代謝、副腎などの病気についても診療を行っておりますので、そうした病気を疑う場合には気兼ねなくご相談いただければ幸いです。
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