甲状腺機能低下症(橋本病)

甲状腺機能低下症(橋本病)

甲状腺ホルモンの分泌量が低下した病状です。

日本では、甲状腺機能低下症をきたす最も頻度の高い病気は橋本病です。橋本病は、バセドウ病と同様に身体を守る免疫という働きが異常をきたし、自分の臓器に対して攻撃するという自己免疫疾患のひとつです。甲状腺にリンパ球が浸潤し慢性的な炎症を起こす病気であり、「慢性甲状腺炎」ともいいます。橋本病は成人女性の10~20人に1人といわれるほど、発症頻度の高い病気です。また、年齢を重ねるほどホルモンの異常をきたす可能性が高くなります。

主な症状

疲れやすい、やる気が起こらない、皮膚が乾燥する、声がかすれる、髪の毛が抜ける、顔や手足がむくむ、寒がり、便秘がち、体重増加など。

検査方法

血液検査にてTSH、フリーT4、フリーT3の3項目を測定し、ホルモンの状況を確認します。 サイログロブリン抗体、甲状腺ペルオキシダーゼ抗体という甲状腺組織に対する自己抗体を測って診断します。

採血検査により甲状腺ホルモン値や甲状腺自己抗体、必要に応じて血液一般・生化学検査をチェックします。いずれも当日約1時間で結果を確認できます。

超音波(エコー)検査で、専門の検査技師が甲状腺の大きさや血流、甲状腺腫瘍の有無や質的評価を行います。

専門医による診断と治療方針のご提案

治療方法

甲状腺機能が一定程度低下していれば、甲状腺ホルモン剤で補充療法を行います。定期的に通院していただき甲状腺ホルモン剤の投与量を調整します。

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